ひうち優子のブログ

LINEで送る

平成28年 第3回定例会 決算委員会5 福祉保健委員会所管2「高齢者の方が、元気でいることが、何より本人のため、そして医療費削減で、国のためにもよい!?」

カテゴリー:定例会

●介護予防について

課題
最近、介護保険料の上昇が著しい。
介護保険制度の改正では、介護給付費の伸びや、介護保険料の上昇を出来るだけ抑えて、介護保険制度を持続可能なものにしていく必要があるとされている。そのためには、なんと言っても元気な高齢者が増えること。
元気な高齢者の方が増えることは、何より本人が楽しく人生を生きることができる。また、医療費削減にもよい、一石二鳥。

課題解決に向けた質問・提案2
介護予防には、行政が主体で行うものと、区民同士で支えながら行うもの、がある。それぞれについて、伺う。
行政が主体で行う介護予防
平成26年の高齢者ニーズ調査では、健康体操クラブやおしゃべり会、カラオケサークルなどの地域活動に参加している人ほど健康である、と言う結果が出ている。地域活動をすることにより、自分自身が楽しむことに加え、人とおしゃべりできる。
人は、1日、男性で約7000語、女性はその3倍の約2万語を話すそうで、話をしないとストレスがたまり、脳も低下していく、ということが言われている。
また、地域活動に参加している人のほうが、参加していない方よりもからだを動かす習慣がある、という結果も出ており、この点からも、地域活動は、介護予防の観点から有効。

行政主体で行うものは、現在、65歳以上の方を対象にして、運動・食生活の見直し・口腔機能・認知症予防などについて、学べる様々な事業を行っているが、そのほかにも、区民の方が自主的に行っている活動・団体に補助金を出している。今後、この地域活動への支援をさらに行って活性化させることが必要、見解を伺う。