世田谷区の農業

今日は、先日の区民生活常任委員会で、

鎌田の区民農園の報告がありましたので、

それに関連して、世田谷区の農業について、

書かせていただきます。

 

世田谷区では、平成19年現在、

農地は126.10ha、農家は420戸あり、

生産されている農作物は、

・野菜(小松菜・大根・ジャガイモ・キャベツ・トマトなど)

・果実(栗・梅・ブドウなど)

・季節の花(パンジー・ビオラ・ユリ・トルコ桔梗など)

・盆栽や植木など

 

 と、多岐にわたっています。

 

また、農業従事者数は、1006人となっております。

 

農産物の販売方法は、

直販が306戸で最も多く、

市場出荷が89戸、JAの共同販売が80戸、と続いています。

 

世田谷区という都市環境において、

農地面積や農地戸数は

23区では練馬区についで2番目の規模なのです。

 

都市部において農地は、

・新鮮な農産物の供給

・地域に潤いのある景観を与える

・雨水の浸透など、環境保全に役立つ

・子どもたちが土と触れ合うことができる

・災害時の防災拠点

など、多面的な機能を果たしています。

 

大変貴重なのです。

しかし、固定資税・相続税などの税金の負担が大きく、

また周辺の宅地化で農業がやりにくくなっていること、

農家の収益性が低い・後継者がいないなどの理由から、

区内の農地や農家は年々減少しているのです。

 

 

世田谷区の農業の特徴は、

・区内農家の80%以上は、50ha未満の小規模経営である、

・地産地消(地元で生産した農作物を地元で消費する)が、

 農業経営の主流。

(他県の産地のような大量生産ではなく、

 多品目の農産物を少量生産し、

  農家の個人直売所・JAの共同直売所などで販売している)

・新鮮な農産物を地元に供給できること

・作っている人の顔が見える農業ができるので、安全・安心である

 

世田谷区の農業に対する区民の意識調査の結果を見ると、

相対的に、

農地が多い玉川北部(用賀周辺)、砧南部(喜多見・宇奈根周辺)

では、認知度が高く、

農地空白地帯の北沢東部(北沢周辺)、世田谷東部(三軒茶屋周辺)

では、認知度・購入経験ともに低くなっております。

 

皆さん、是非世田谷そだちの野菜を食べてくださいね!

 

最後に、世田谷農業を理解していただくための様々な事業を

ご紹介させていただきます。

 

●世田谷の花展覧会(4・11月)

●世田谷夏季農産物品評会(6月)

●世田谷農業祭(11月)

●ふれあい野菜園(たけのこ掘り・ジャガイモ掘りなど)

●ふれあい果樹園(ぶどう狩り・みかん狩りなど)

●花づくり体験・農業体験塾

●体験農園(平成20年現在、3園ある。)

●次大夫堀自然体験農園

●区民農園

(平成20年現在、世帯単位で利用できるファミリー農園23園、

団体で利用するクラインガルテン1園、

区内の保育園・幼稚園・小中学校・福祉施設などが利用する、

学童・ふれあい農園3園がある。)

●特別栽培農産物への取り組み

(一般的に行われている栽培と比べ、化学合成農薬の使用回数が5割以下、

化学肥料の使用量が5割以下で栽培された農産物のこと。

認証を受けた農産物には、認証マークがついている)

●ロゴマークについて

(世田谷区で作られた農産物は、「せたがやそだち」のロゴマークを表示)

●直売所

(せたがやそだちの農産物は、農家の庭先のスタンド・JAの共同売所など、

300箇所以上で、直接購入できる。)

 

なお、詳細を知りたい方がいらっしゃいましたら、

メールをいただけたらと思います。 

また、区内の直売所マップもありますので、

欲しい方は言ってくださいね。

 

 

 

 

 

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