三軒茶屋駅周辺地区交通バリアフリー基本構想とは?(2)

続きを書かせていただきます。

●交通バリアフリー法とは何か?
●世田谷区における交通バリアフリー基本構想の位置づけ。
 (背景、区独自の計画との関連等)
●三軒茶屋駅周辺の状況・具体的なバリアフリー計画。


●交通バリアフリー法とは何か?

これは平成12年11月15日に、
「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した円滑化の促進に関する法律」
が施行されました。
いわゆる交通バリアフリー法です。

交通バリアフリー法の目的は、
高齢者や身体障害者等(妊産婦や重たい荷物を持った旅行者など
何らかの理由で移動が困難になっている人を含む)
の自立した日常生活を確保するため、
公共交通機関を利用した移動の利便性・安全性の向上。
であります。

そのための方策として、
①旅客施設および車両のバリアフリー化(公共交通事業者が講ずべき措置)
 例:駅舎の出入り口の段差の解消
   駅のエレベーターの設置
   展示や音声による鉄道路線・運賃案内
   車いすスペースの確保された鉄道車両の導入等。

②重点整備地区における移動経路のバリアフリー化
(各市区町村が重点整備地区を定め、基本構想を策定し、
 これに基づき各事業者、具体的には公共交通事業者・道路管理者・公安委員会など、が
 バリアフリー事業を実施する)
 例:旅客施設内の移動経路のバリアフリー化
   広い歩道の整備
   交差点での段差、急勾配の解消
   視覚障害者誘導用ブロックの敷設
   音響式信号機の設置等。

 


●世田谷区における交通バリアフリー基本構想の位置づけ。
 (背景、区独自の計画との関連等)

国が定めた交通バリアフリー法とは別に、
地方自治法に基づく世田谷区基本構想・世田谷区基本計画があります。
世田谷区基本計画で掲げたテーマは、
「安全に移動できる都市基盤と区民生活を支える公共交通の整備」
これは、将来目標である「安全で安心なまち」を実現するためのものです。
さらに世田谷区では、国の交通バリアフリー法に先駆け、
計画的なバリアフリー化施策を取りまとめました。

 

具体的に、
平成7年に「世田谷区福祉のいえ・まち推進条例」を制定、
平成11年には推進条例に基づき、
「世田谷区福祉的環境整備推進計画 バリアフリー世田谷プラン21」を策定。
推進計画では、推進地区を定めました。
推進地区は次の通り。


・区役所周辺地区
・梅ヶ丘~豪徳寺駅・山下駅周辺地区
・深沢1~4丁目周辺地区
・成城学園前駅周辺地区
・千歳烏山~芦花ホーム周辺地区

この中で区役所周辺地区は、
東京都の福祉のまちづくり特区モデル事業として
「松陰神社通り商店街及び区役所周辺」
が選定され、
段差解消・斜め横断踏切改善等の事業が実施されました。


ここで交通バリアフリー基本構想は
国の交通バリアフリー法の枠組みに基づき、
世田谷区の基本構想・基本計画を実施するための手法の1つとして
世田谷区が作成するものです。

次回は、三軒茶屋駅周辺の状況・具体的なバリアフリー計画を書かせていただきます。

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