安藤忠雄講演会

2008-11-04_18-34.jpg

11月4日、世田谷区民会館ホールで行われた、
安藤忠雄講演会に行ってまいりました。
実は私は、
昨年も世田谷区民会館ホールで行われた安藤忠雄講演会に行き、
今年で2回目の参加になります。

今回のテーマは、
「東京・世田谷がめざす環境都市の姿」

安藤忠雄氏は、世界的に有名な建築家とあってか、、
若い方から年配の方まで、幅広い層の方が講演を聞いていらしゃいました。

皆さん、安藤忠雄さんはご存知でしょうか?
安藤さんは独学で建築を学ばれ、
1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。
環境との関わりの中で新しい建築のあり方を提案し続けており、
2016年の東京オリンピック招致活動の総合監督を務めていらっしゃいます。
代表作は、
「光の協会」「淡路夢舞台」「司馬遼太郎記念館」
「南岳山光明寺」「ベネトンアートスクール」「アルマーニ・テアトロ」
「大阪府立狭山池博物館」「フォートワース現代美術館」「地中美術館」
「表参道ヒルズ」「東京大学情報学環副武ホール」「東横線・副都心線渋谷駅」
そして世田谷区では「大井町線上野毛駅」
など、数多くの設計デザインをされています。


今回は「東京・世田谷がめざす環境都市の姿」と題し、
私たちの日常生活において、
地球環境が危機的変動に直面している状況を踏まえ、
地球規模の環境問題を解決する街づくりとはどのようなものか?
広域レベル(東京)、地域レベル(世田谷)でできることとは?
について考える講演会でした。


安藤さんの素晴らしい所は、
独学で建築を学び、自分の人生の白いキャンパスに、自由に絵を書いてきたこと、
とにかく、自分の力で自由に考え、新しいことを生み出したこと、
この姿勢が素晴らしいと思います。

安藤先生の講演は、私たちに夢と希望・光を与えてくれます。
と同時に、人間には夢と希望が必要、
特にこれからの日本には夢と希望が必要なのだ、ということを改めて感じ、
刺激的でした。

そして印象に残った言葉は、サミュエル・ウルマンの「青春」の詩の一部。
「青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
安・易(やすき)に就こうとする自らを戒め、冒険する心を忘れてはならない。
人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。」

青春は心の持ち方であり、年齢には関係ない、
とのことです。
身にしみて感じます!
いつまでも希望を持ち続けたい、夢を追い続けたい、
と心から思いました。


今回の講演会のテーマである「東京・世田谷が目指す環境都市の姿」として、
2016年東京オリンピック構想や「海の森」プロジェクトなどの首都東京・グランドデザインへのアドバイスで、
安藤氏が描く10年後の東京は、
既存の資源を生かした循環型都市の姿であり、
世界で例を見ない未来の地球都市の在り方を夢見たもの。
具体的には、
オリンピックを軸に、
産業・人間の意識も含め世界中の知識と知恵を集結させ、
世界に開かれた、そして世界の環境都市づくりの見本となるような都市、東京を目指すものです。

一方世田谷区でも、
「みどりとみずの環境共生都市・世田谷」の実現のために、
区内のみどり率を2032年までに33%に引き上げるために、
市民・事業者・行政が一体となって緑の保全・再生、水循環の回復に取り組んでいます。


安藤氏いわく、
具体的には小学校のグランド芝生化、電柱を地中化する、
また東急電鉄では鉄道の斜面全てを緑化する方向性だそうです。

これから、行政・事業者、そして何より私たち自身も協力し
皆が一体となって本当に美しい環境づくりをしていく必要がある、
と改めて思い、大変勉強になりました。
これからの区政に生かしていきたいと思っております。

 

 

|