第二回定例会が終了しました。今回の質問とその成果について、報告いたします。

今回取り上げたテーマは主に、

第2波第3波に向けたコロナ対策について。

●PCR検査体制の拡充

今回の新型コロナウイルスにあたり、感染拡大当初、多くの方々から、「検査が少なすぎる。もっと検査をしてほしい。」との声をいただいた。現在は、医師会の方々の協力により検体採取検査の拡充、ドライブスルー方式の検査の確立がされているが、今後来るであろう第2波第3波に向けて、しっかりとした検査体制を確立すべきと考える。

成果→区内医療機関による帰国者・接触者外来、保健所、4月8日以降は、世田谷・玉川両医師会との連携により、検査センターを開設して、拡充してきた。

現在、区内の医師会や新型コロナウイルス患者の治療にあたる病院との定期的な情報連絡会を開催して意見交換を行い、PCR検査総数を日ごとに収集、公表している。今後は、再拡大を念頭におき、各機関との緊密な連戦を図り、PCR検査体制の維持拡充に取り組む。

●コロナ感染者電話相談センターの体制拡充

取り上げた質問・提案

検査と並び、「熱が出て検査したいのに、コロナ相談センターの電話が全く繋がらず困った。」との声をかなり多くいただいた。今後来るであろう第2波第3波に向けて、電話相談体制の拡充をすべきと考える。

成果→当初は3回線で対応していたが、4月第2週目からは6回線に拡充し、区役所内の応援職員により相談員の人員も増強して対応さしている。ピーク時の第3週目は、毎日相談件数が300件を超え、つながりづらいとの苦情も数多く寄せられた。今後、第2波第3波に備え、看護師の人材派遣を導入する準備を進めており、安定的に相談できる体制を整備していく。