ひうち優子のブログ

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世田谷区議会 令和3年 第1回定例会 ひうち優子一般質問6「ワクチン接種体制その1」

カテゴリー:定例会, 活動報告

●ワクチン接種体制について

課題

特にワクチン接種については、区民の方から多くの関心があり、いろいろなご意見をいただいている。順次聞いていく。

課題解決に向けた質問・提案1

【接種記録の方法】

2回接種するにあたって、3種ある中で同じ種類のワクチンを打つ必要があるが、記録の仕方としてマイナンバーへの紐づけで、同種のワクチンを2回間違えずに打てるか、懸念される。マイナンバーへの紐づけのほか、住民票ベースでも可能かと思うが、接種記録の方法について、伺う。

成果

・新型コロナワクチンは、現在3種類のワクチンの供給が予定されており、いずれも一定の間隔で2回の接種が必要なことから、異なるワクチンを打つことがないよう接種履歴の管理が必要となる。

・区では、システム化された予防接種台帳により接種履歴を管理するよう既存システムの改修を進めているが、先般、国からマイナンバーを活用し自治体間で接種履歴を情報共有するための新たなデータベースの提供について、準備状況等が示された。現在、国からの情報を元に、区でも対応を検討している。

課題解決に向けた質問・提案2

【ワクチン接種方法】

練馬区では、集団接種会場96カ所に加えて、200カ所以上の診療所でワクチンを接種する、豊島区でも集団接種の他、医療機関での個別接種に加え、巡回接種も行うとのこと。かかりつけ医で接種できれば、予診もスムースに行われ、区民の利便性も高いと考えられる。世田谷区での練馬区方式の可能性について、伺う。

成果

・高齢者にとって、相談しやすいかかりつけ医のところでワクチン接種を受けられることが安心につながると認識している。

・区では、この間、両医師会と協議を重ね、まだ国内での接種実績が少ないことから、副反応が起こることを想定し、複数の医師がいる状態で接種を行うことが望ましいとして、19か所の集団接種会場と数か所の病院で個別接種をする方向で進めている。

・練馬区のような診療所での個別接種は、取扱いの容易なワクチンの供給などを見定めながら、順次実施してまいる。