ひうち優子のブログ

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世田谷区区議会 令和3年 第1回定例会 ひうち優子一般質問9 「世田谷区のDXを進めよう!」

カテゴリー:定例会, 活動報告

●世田谷区のDX(digital transformation)ついて ~オンライン化~

課題

・行政手続きのオンライン化について、他自治体では、目標値を具体的に掲げて実施する体制を作っている。一方で、世田谷区は「電子申請の利用拡充」など抽象的な表現にとどまり、具体的な改革内容や目標数値、スケジュールが示されていない。

・DXを進めるうえで大切なことは、高齢者の方への丁寧な対応。

他自治体の取り組み

・菅内閣が行政のDXを1丁目1番地に据えると表明したことを受けて、港区では2022年度末までに行政手続きをオンラインでできるようにするとの目標を掲げ、申請はスマートフォンで受け付け、クレジットカードで手数料を支払い、証明書等は自宅に郵送することで全体の70%はオンライン化する。

・埼玉県ではオンライ化に向けて、今年度中に500件の押印を廃止するなどの具体的な年度と目標数値を掲げ、法律の改正を待たずにできることはすべて実施する姿勢を示している。

課題解決に向けた質問・提案1

他自治体の取り組みの一方で、世田谷区は「電子申請の利用拡充」など抽象的な表現にとどまり、具体的な改革内容や目標数値、スケジュールが示されていない。

世田谷区のDXの取組みの具体的内容や目標の検討状況について伺う。

成果

・「世田谷区DX推進方針Ver.1(案)」では、変わりゆく社会情勢や行政ニーズにも柔軟に対応し、行政の新たな価値を創造していく理念を込めて、「Re・Design SETAGAYA」とコンセプトを定め、行政サービスの変革、参加と協働の多様化、区役所の役割のシフトの3つを柱に今後の方針を示している。

・電子申請の利用拡充やタブレットによる多言語遠隔通訳、LINE自治体公式アカウント本格運用など、まずは即着手できるものからスモールスタートし、トライアンドエラーによる改善を進めるとしている。

・方針のバージョンアップとともに、区民に身近なサービスなど、具体的な計画検討の中でまとめ、今後示していく。