ひうち優子のブログ

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平成27年第3回定例会 決算委員会7 補充質疑   「避難所のマンホールトイレの耐震化は、大丈夫?!」「殺処分ゼロに向けた取り組み」

カテゴリー:定例会

   
  
⚫︎避難所のマンホールトイレの耐震化は、大丈夫?!

被災時には、トイレの存在が欠かせない。そのトイレが流せなくなっては大変。

避難所のマンホールトイレ内の汚水は、基本的には下水道に流すことになるが、これまでに発生した大地震では、マンホールと下水道管の接合部が破損されたり、マンホール自体も浮かび上がるなどの損傷被害が数多く発生した。

以前に質問した時には、避難所など計194箇所のうち、平成25年度に177箇所が、耐震化完了。平成26年度は残り17箇所と、公共施設の計29箇所の耐震化を予定。平成27年度は、マンホールトイレのある公園も予定、とのことだった。早急に整備すべき。進捗状況を伺う。

→答弁
昨年度までに、小中学校などの避難所、二次避難所について、耐震化は完了。

現在、区役所関連施設や警察署など、災害復旧拠点の公共施設周辺の耐震化を進めている。

来年度以降は、マンホールトイレのある公園について、予定している。

⚫︎動物の殺処分ゼロに向けた取り組み
動物殺処分をゼロにしてほしい、との声が多い。行政として取り組んでいただきたい。

動物殺処分ゼロに向けた取り組みで区ができることは、
・動物を最後まで飼うこと、そして不妊去勢手術などにより、無秩序な繁殖を防ぐ意識を、飼い主に浸透させること。
・飼い主のいない猫を減らすため、不用意な妊娠をしないよう、避妊制度の周知、また避妊制度への助成を継続していくことが大切。見解を伺う。

→答弁

・区で飼い主のいない猫対策の手引きを策定し、不用意な妊娠をしないよう、取り組んでいる。

・避妊制度の助成制度を継続していく。

⚫︎食の安全

区内で流通している食品の安全性について、チェック体制は大丈夫か?

産地表示や食品添加物の表示、牛・豚・鶏などへの成長ホルモン剤の使用の、表示の義務化、遺伝子組み換え食品の表示はどうなっているか?

→答弁

・表示は、今年4月に新たに制定された食品表示法に基づいている。

・産地表示は、輸入品は原産国、国産品は対象食品別に、細かく基準あり。

・添加物は、対象物が多く、食品別・用途別で規定。

・遺伝子組み換え食品は、表示の有無を含め、基準あり。

・ホルモン剤の表示は義務なし。残留基準が定められている。

・.食の安全確認は、食品衛生法に基づき、食品衛生監視指導計画を策定。その中で、年ごとに重点項目を設定して、法で定められている数値などの基準に照らし合わせ、サンプリング調査や実態把握を行っている。