ひうち優子のブログ

LINEで送る

平成29年度予算が可決。

カテゴリー:定例会

予算委員会が終わり、一般会計他、4特別会計が可決されました。

一般会計 約2,987億9,400万円

4つの特別会計を合わせて、約4,785億2,100万円です。

特別会計は、介護保険事業会計、学校給食費会計など、特定の事業にしか使うことができないものです。
私が初当選した、10年前は、一般会計が約2,300億円。年々、増えており、有難いことです。
予算について、簡単に書きます。

国は議院内閣制ですが、地方は二元代表制。

国は政権与党から内閣総理大臣ほか国務大臣が選ばれるので、与党に執行権があります。

構図としては、与党VS野党。
それに対し、地方は、首長が議員から選ばれるのではなく、首長も議員も、それぞれ選挙で選ばれ、首長が行政のトップになるので、首長に執行権がありますが、議会には執行権がありません。

行政(首長)VS 議会という構図です。議会はあくまでチェック機関。
では、議会はどんな役割を担っているのか?

それは、議会に執行権はないが、予算決定権があります。

首長には、執行権、予算編成権がありますが、予算決定権はないので、議会が賛成しないと、執行できない仕組みになっています。

つまり、議会と行政(首長)は車の両輪なのです。
予算委員会は、行政にとっても議会にとっても、一番重要なのです。
予算が通らない時は、どうなるのか。

行政は執行できません。しかし、全ての予算に反対をすると、今後の行政運営に支障をきたすので、通常であれば、議会が、修正案か、予算組み替え動議を提出します。
こんな感じです。参考までに…

最後に、予算委員会で取り上げたテーマ。
○みどりの保全について

  落ち葉対策

  市民緑地制度

○デザイナー公園

○新公会計制度の導入

○ソーシャルビジネス支援

○世田谷産野菜のGAP取得

○預かり保育

○放置自転車の保管所→保育園への転用

○マンホールトイレの下水道管の耐震化 

○自転車専用レーンの進捗

○非常勤講師の人材バンク創設 

○就学援助

○区の基幹システム強化

○図書館へのICタグ導入
詳細はブログにて。興味のある方は、どうぞ。