ひうち優子のブログ

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平成30年 第1回定例会 一般質問1「二子玉川駅・三軒茶屋駅の図書館カウンターが大人気!」

カテゴリー:定例会, 質問・提案が実現の一助となったこと

平成30年 第1回定例会 一般質問

 

図書館の充実

〇私が考える3つの図書館構想

私は図書館に対するニーズは社会情勢、時代変化のなかで多様化してきており、今後の図書館のあり方として、機能別に分けた図書館整備が必要と考える。

  • 図書館カウンターのようなフロー型図書館
  • 区民の皆様が余暇を一日中過ごすことができるような拠点図書館(電源とWi-Fi整備され、閲覧席が充実し、一方でICタグを導入して自動貸出・返却ができる滞在型図書館)
  • また図書館に行かずともネット上で本の貸出・返却ができ、本を読むことができる電子図書館

 

 

  • 図書館カウンターについて

 

〇図書館カウンターとは?

・図書館カウンターとは、本のない予約のみの図書館で、駅近のちょっとしたスースを活用し、夜遅くまで開館している、貸出・返却・取り寄せ機能に特化した図書館。

・特に、交通結節点の駅周辺や図書館にアクセスが不便な地域において、効果的。

 

課題

図書館カウンターの整備については、以前から幾度となく質問してきた。図書館が駅の近くにない二子玉川駅・三軒茶屋駅について、本のない予約のみの機能のみを抽出した図書館カウンターの整備の必要性を訴えてきた。

 

課題解決に向けた質問・提案

その結果、平成27年に、二子玉川と三軒茶屋に図書館カウンターがオープンし、二子玉川、三軒茶屋とともに、平成28年度の来館者数が約9万人であり、大変好評である。

図書館にはエアポケットという考え方があり、そのはざまにあたる地域は、図書館不便地域であり、以前から質問しているように下北沢もその1つである。

そこで、下北沢以外にも、特に駅近にない場所には図書館カウンターを整備すべきと考える。図書館カウンターの今後について、見解を伺う。

 

 

成果

・図書館カウンターは、交通結節点の駅周辺や図書館にアクセスが不便な地域において、資料の予約や貸し出し、返却などを主な機能とする施設として、平成27年度に二子玉川と三軒茶屋の2か所を開設した。

・図書館カウンターの利用状況は、2か所とも、毎月約7000人から8000人が来館され、貸出数も毎月1万4000点程度と増えている。2か所をあわせた29年度の貸出実績は、28年度の30万7000点を上回る見込みとなっており、引き続き多くの方にご利用いただいている。

・図書館カウンターの新たな設置については、第2次図書館ビジョン第2期行動計画(案)で示したとおり、既設の2か所の利用状況等を検証しながら、広域生活・文化拠点である下北沢など多くの利用者が想定される地域への設置検討を進めてまいる。