ひうち優子のブログ

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平成30年 第1回定例会 予算委員会16 補充質疑3 「太子堂地域の地区防災マップが完成!地区防災マップをより多くの方に周知することが有効!」 

カテゴリー:定例会, 活動報告, 質問・提案が実現の一助となったこと

3つ目のテーマです。

  • 地区防災マップの作成・普及について

 

課題

・平成27年3月に、三軒茶屋の太子堂地域の防災マップについて質問した。
・太子堂地域にお住まいの方から、「区全体の防災マップではなく、地区ごとの防災マップをつくってほしい。特にこの地域は道路が狭く、震災時に危険を感じている。」との声があった。

 

課題解決に向けた質問・提案

・前回の質問では、「地区防災マップを作成し、その地域の方に、地域の細かい防災情報を周知してほしい。」といった趣旨の質問をした。

・現在、世田谷区では、平成29年に地域防災計画・地区防災計画を策定済みである。せっかく地区ごとの防災マップが集まったのであれば、町会に入っている、入っていないにかかわらず、行政として、地区ごとの防災マップを、その地区にお住いの方に周知する役割があると考える。

・地域防災計画・地区防災計画はよくできていると思い、せっかく良いものを作ったのだから、広く区民の方に共有した方がよいと考える。

・太子堂地域の防災マップの進捗状況と、今後、その地区防災マップを広く周知することについて、区の見解を伺う。

 

成果

・太子堂地域の地区防災マップは、現在作成済みで、配布するよう、現在印刷をかけている所である。

・ 区では、日頃から家庭や地域で災害に備え、災害発生時に適切な行動をとれるように、「災害時避難行動マニュアル」を作成するとともに、そのマップ版を作成し、毎年更新するとともに、支所やまちづくりセンターの窓口で配布している。

・  一方、多くの町会・自治会では、区のマップの情報を含め、町会の取り組みの紹介や、町会・自治会の加入促進のための情報等を掲載した、地区の防災マップを作成している。

・例えば、宮坂1・2丁目町会では、町会で防災マップの編集委員会を組織し、

専門家のアドバイスを受けながら実際に地区を歩いてマップの掲載情報を精査した。その中で、地区内に坂が多く、土地の高低差を把握することが重要との指摘を受け、土地の高さを色分けしたマップを作った。また地区内の災害用井戸等も掲載するなどの工夫も行い、マップを活用した「まち歩き」を実施している。

・区では、こうしたマップの作成を支援するとともに、マップが、地区住民の

災害時の行動に役立てられるよう、各種訓練での活用やまちづくりセンターや

区民利用施設の窓口での掲示等により、地区住民への周知に協力してまいる。