ひうち優子のブログ

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平成30年 第1回定例会 予算委員会6 区民生活委員会所管2 「2020年に向けて、ボランティア活動のマッチングが必要!人材バンクを作りニーズにつなげよう!」

カテゴリー:定例会, 活動報告

  • 東京オリンピックに向けて、ボランティア活動の仕組み作り(高齢者の方の知識や経験を生かす)

 

課題

私は、これまで、高齢者の方の豊かな知識や経験を教育に生かす取り組みについて質問をしてきた。

区民の方々には、社会で活躍され様々な知識や経験をお持ちの方々が多く、退職後も何か地域貢献したい、という方も多くいる。しかし、どういったものがあるのか、どこに聞けばよいか、わからない、といった声がある。

 

課題解決に向けた質問・提案

私の知っている方々の中にも、企業の第一線で活躍してこられた方、スポーツなどの指導にあたってこられた方、また語学が堪能な方、様々な資格をお持ちの方など、それぞれ得意分野があり、生きがいづくりも含めて、ボランティア活動をして地域貢献したいとおっしゃっている。

今後、東京2020年オリンピックパラリンピックの開催なども控え、ボランティア活動などへの区民の意欲は、ますます高まってくると思う。

こうした人材は区の財産であり、区としても、この力をしっかりと地域の課題解決などにつなげていくことが大事だと思う。

例えば、区のホームページ・広報誌にて、情報提供の場作りを世田谷区が行うべきと考える。例えば、ボランティア活動の情報を一元化し、一方で区民の方が登録できるような人材バンクを作り、ボランティア活動と区民の方をマッチングすることが大切と考える。

宝の持ち腐れにならないよう、せっかくの区民の方の知識や経験を生かすように仕組みを作っていただきたいが、見解を伺う。

 

 

 

成果

・最近、東京都が実施したボランティアに関する実態調査によると、「ボランティア活動に関心がある」とした割合は50%である一方、最近1年間にボランティア活動をした人の割合は23%にとどまっている。効果的な情報発信等によって、関心をもつ人材を、実際の活動にしっかりと結びつけていくことが必要だと考えている。

・そこで、区では地域の人材と活動をつなぐ「ボランティアマッチング事業」の構築を進めてきた。平成30年4月から本格的に運用する予定。

・本事業の特徴は、まず世田谷ボランティア協会と連携し、ボランティアの人材バンクを新たに構築する。

・人材バンクへの登録にあたっては、関心のある活動分野や活用したい資格・スキルなども登録してもらうことで、登録者に対して様々なボランティア活動情報を効果的に提供するとともに、地域活動の様々なニーズに対応できる人材バンクとして、積極的な活用を目指してまいる。

・このほか今後、人材バンクの構築とあわせて、ボランティアに関する情報発信も強化していく。

・具体的には、まず、区のホームページ内に、ボランティア総合ページを新たに構築し、地域活動の魅力等を積極的に発信していくとともに、人材バンクへの登録案内等を行う。また、世田谷ボランティア協会とも連携し、区や活動団体等の募集する様々なボランティア募集情報を一元的に集約、発信するほか、ボランティア人材の育成に向けた講座等の情報なども掲載する予定。

・このほか、本事業に関するポスターやチラシなども作成し、積極的なPRを行いながら、地域の意欲ある人材が、地域活動を探しやすい環境を構築してまいりたい。