●インキュベーション施設の整備

課題

渋谷が再開発を経て生まれ変わり、スタートアップの企業が集まる新たな街となった。

一方で隣接区の世田谷区はというと、池尻ものづくり学校はあるが、その他、大規模なインキュベーション施設がない状況。

課題解決に向けた質問・提案

・渋谷・池尻についで、今後街が変わる三軒茶屋にインキュベーション施設を整備するチャンス。

・今後は、何も行政が全て整備するのではなく、民間施設の整備に補助金を出すなど、誘致には工夫が必要と考える。

・東京都では、インキュベーション施設運営計画認定事業を行い、民間がインキュベーション施設を整備する際に一定の要件を満たせば補助金を出し、施設整備の促進を行っている。この制度を利用して整備された施設は、東京都で６1施設あるが、世田谷区には一つもない。

・東京都の補助金に上乗せするなどして、世田谷区に是非2つ目のインキュベーション施設を誘致していただきたい。見解を伺う。

成果

・ご指摘のとおり、区では世田谷ものづくり学校でのインキュベーション施設のみだが、近年、三軒茶屋では民間のコワーキングスペースなどで、起業・創業の動きもあり、様々な場所で新たな事業展開の支援をすることは、地域経済の活性化の点から重要だと考えている。

・都のインキュベーション施設補助の周知や相談により、民間事業者による施設の開設を後押しするとともに、事業者や起業・創業者間の交流を促進するため、産業創造プラットフォームの取り組みへの参加を促すことで、新たな創業支援や地域のイノベーションの創出を支援してまいる。