ひうち優子のブログ

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平成26年 第4回定例会 一般質問3「駐輪場優先権付きの自転車安全教室は有効!?」

カテゴリー:定例会

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  • 駐輪場優先権付き自転車安全教室の実施について

課題

・自転車安全教室の受講率がなかなか上がらない。特に、働く世代の方々への、・自転車のルール・マナーの周知徹底が必要。

・平成24年にもこのテーマは取り上げた。

他自治体の例

・三鷹市は、自転車安全教室の受講者が全然集まらなかったため、自転車講習を受講した人に自転車安全運転証を交付し、さらに市営駐輪場の定期利用を申し込む際、優先的に駐輪場を利用できる、というインセンテイブを講じた。
・武蔵野市でも、自転車安全利用講習会を受けた方には、認定証の他に、TSマーク付帯保険の1000円分の助成、駐輪場の優先的利用など、を行い、安全教室の受講率アップにつなげている。

・市民の声も「優先権目当てで受講したが、自転車のルールを学ぶには大人になって初めてで、いい機会になった。」と好評。

・千葉市でも、平成25年から開始。

・松山市でも、自転車免許証を掲示すると、市有施設において利用料の割引などの特典が受けられるようになっている。

課題解決に向けた質問・提案

 

・自転車の安全教室の受講率を上げるための1つの手段として、他自治体では、様々な工夫をしている。

・現在、世田谷区では、安全教室を受講した人に自転車受講証を発行しているが、受講証は車のように免許証ではなく、義務ではないので、なかなか受講していただきにくい。
・そこで世田谷区でも、このようなインセンテイブを講じることは、手段の1つとして有効だと考えるが見解を伺う。

成果

・一般向けの自転車安全教室の実施には努めているものの、今後、さらに受講者を増やしていく必要がある。

・「自転車安全利用推進員」の取り組みとも連携しながら、例えば勤めている方へも、昼間、職場で受講できる、あるいは夜間や休日に受講できる等、受講の場や機会の確保に努めてまいる。

・インセンティヴについては、既存の駐輪場ではインセンティヴがなかなか働かないという、他自治体の課題もわかってきたが、今後も研究してまいる。