ひうち優子のブログ

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平成29年 第1回定例会 予算委員会2 総括質疑2 「みどりの管理が大変」

カテゴリー:定例会, 質問・提案が実現の一助となったこと

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昨日の続き。みどり政策の3つ目です。

みどりの管理も必要です。

 

課題解決に向けた質問・提案2

 

みどり政策3つ目

③みどりを管理することも、みどり率を維持するには必要不可欠である。

具体的には、落ち葉対策だ。以前から議会で何度か取り上げ、実現に至ったものである。

 

みどりを維持するためには、落ち葉や花びらの清掃、虫の駆除、木の剪定など日々のメンテナンスが欠かせないが、一方で、このみどりの管理に悩まれている方々がいることも事実。

私は以前から、区内の桜並木にお住まいの方からのご意見をいただき、議会で取り上げている。

そのご意見とは、「区の街路樹である桜並木は、春は桜が咲いていてきれいだが、沿道に住んでいる者にとってはつらい時期。秋は落ち葉の掃除、春は散った花の清掃に追われて本当に大変。ピーク時期になると、朝四時に起きて、毎日清掃をしなければならず、住民は皆高齢になってきているので、今後が思いやられる。また、掃除の道具もごみもコストがかかるし、いっそのこと切りたいけれども、区の街路樹なので切ることもできない。何とかならないか?」

といったものである。

私は、落ち葉と花びらの散る時期への対応について、そこにお住まいの方々だけではなく行政はもちろん、その他に広く、地域で共有していくべきではないか、そのための仕組み作りが必要ではないか、と議会で訴え続けてきた。

その結果、数年前から町会や小学校、区の職員などを巻き込み、地域全体で落ち葉掃きが行われるようになった。また平成27年からは、区の提案型協働事業

として、地域を中心として区民の皆様に広く呼びかけ、落ち葉ひろいリレーという取組みを始めた。

その結果、活動の輪が広がり、西用賀通りや桜新町、成城のサクラ並木など7か所で落ち葉拾いを実施し、延べ約1000人もの方々にご参加いただき、皆でみどりを維持する輪が広がった。

今後は、落ち葉ひろいの対象をより多くの地域に広げて、広く参加を呼びかけ、地域全体でみどりを守る取り組みを続けるべきと考える。見解を伺う。

 

成果

 

ご質問の通り、みどりの大切さは分かっていながらも、例えば落ち葉掃きなど日々の管理が大変なために、みどりの維持が難しくなっているという状況がある。

そのため、みどりを地域の資源と考え、地域全体でみどりの保全に取り組んでいくという気運を高めるために、平成27年度から、落ち葉ひろいリレーという取組みを始め、2年目となる今年度は、活動の輪が広がり、延べ約1000人もの方々にご参加いただいた。

来年度は、落ち葉ひろいの対象を、街路樹のほかに保存樹木など民有地のみどりにも広げ、活動団体や樹木所有者と連携を取りながら、区民に対し広く参加を呼び掛け、実施する予定。