ひうち優子のブログ

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平成30年第3回定例会 決算委員会5 都市整備委員所管〜高齢者の方向けの住宅の確保、抜け道の安全対策にハンプを!〜

カテゴリー:定例会, 活動報告, 質問・提案が実現の一助となったこと

今週金曜日の本会議で、秋議会が終了しました!

まだ5日目、6日目、7日目の報告が終わっていない…順次報告します。

5日目。都市整備委員会所管。

テーマは3つ。

●放置自転車の保管所の削減と有効活用

質問

放置自転車は年々減っている。一日の台数、ピーク時の昭和63年の約3万3200台から平成29年には約1600台。

平成19年に13箇所だった。放置自転車の減少に合わせて、保管所を減らし、駐輪場や保育園、特別養護老人ホームなどに転用すべき。過去何度か質問したが、その後の進捗状況を問う。

成果➡︎13箇所から8箇所に削減。桜新町駅前保管所は一部を駐輪場へ。上祖師谷保管所は敷地を縮小して保育園へ。

今後も放置自転車の推移を見て有効活用していく。

●大きな幹線道路の抜け道にハンプを!

質問

上馬3丁目にお住まいの方から、「246号線から八幡山宗圓寺を入る道は、車の有名な抜け道。道幅も狭く曲がりくねっていて見通しが悪いのに、制限速度20キロをはるかに超えるスピードで車が走っていく。子供が事故にあわないか、心配。」

その対策として、面的に速度制限をかけるゾーン30があるが、それと組み合わせて、ハンプの整備が有効と考える。

ハンプは、海外は日本に比べて遥かに多い。欧米ではごく一般的で、アメリカ、ドイツ、イギリスでも、住宅街にハンプが整備されている。世田谷でも車のスピード抑制のため、ハンプを整備すべき。

➡︎成果

世田谷では1箇所、ある。ハンプは、段差により周辺に騒音や振動が発生することなどから、地元との合意が必要。

ハンプ以外にも、カラー舗装、きょうさくなどがある。現地を十分調査して、適切なスピード抑制の対策を検討する。

●空き家を活用した、高齢者住宅について

質問

先日、次のような声をいただいた。「元気な高齢者の方は今は働けるが歳を重ねて収入がなくなった時、現在の賃貸マンションに居住し続けることが難しくなる。その時に例えば区が空き家を借り上げて区営住宅に貸し出す、または民民のの賃貸借契約を区がバックアップするような仕組みが欲しい。」

高齢者が今後も地域で安心して暮らせるよう、住まいの確保は重要と考える。

区が高齢者の方の住宅を増やす方策について、どう考えているのか?

➡︎成果

高齢者の方への住まいとして、区営・区立住宅のほか、高齢者向けの「せたがやの家福祉型住宅」を供給してきた。

新たな区営住宅として、平成31年度に開設予定の豪徳寺アパート2号棟で単身高齢者用14戸、平成33年に開設予定の豪徳寺アパート1号棟で26戸整備する予定。

既存の区営住宅においてもバリアフリー化を進めるなどして、入居できる住宅の戸数を確保する。

また、支援策として、区と協定を結んだ不動産店団体の協力のもと、民間賃貸住宅の空き室情報を提供する「お部屋探しサポート」や、契約の際に求められる保証会社を案内する制度を実施。

また、貸主の高齢者受け入れに対する不安解消具体策の検討を進めている。

(空き家を活用するのは、空き家自体が耐震、確認済証、検査済証がないなど、法的に問題がある空き家が多い。また良好なの空き家については、オーナーの意向による、とのこと。 民民の契約の支援など、他の策を考えなくてはいけません。)