ひうち優子のブログ

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行政視察1 歩きたくなるウォーカブルな街づくり 名古屋市

カテゴリー:活動報告

昨日から、行政視察で名古屋市、大阪府堺市、池田市、岡山市に来ております。
初日は、名古屋市の歩きたくなる街〜ウォーカブルな街づくり〜
名古屋市では、街の中で、治安があまり良くない場所があった。そこで、街を変えることで人が集まる場所にしたい、という思いから、歩きたくなる街、ウオーカブルな街づくりを目指して取り組んでおります。
ニューヨークのブライアント・パークは、以前は危ない街だったが、木を切って芝生を植えたことにより、市民が賑わう良い街に変わった。
これを参考に、具体的に下記のようなキーワードで街づくりを行っています。

キーワードは、
Walkable 歩きたくなる
Eye level まちに開かれた1階 
Diversity 多様な人・使い方
Open 開かれた空間

具体例1
有効活用していない既存建物をリノベーションする。→官民連携
古い個店をリノベーションして、様々な世代が交流する語学教室を入居。また、地域の人が集まる拠点にもなっている。
最初は、市の補助金を出していたが、今後は外郭団体が、オーナーとテナントの間に入って、市の補助金に頼らず、その収益で回していこうとしている。
サブリースと大家さんの負担。

具体例2
公開空地の見直しと活用
公開空地の規制を緩和して、営業利用も可能にした。
綱引き大会や音楽ステージなど。

具体例3
エリアマネジメント
地域が主になって街づくりを行う。
空き家等のリノベーション促進に魅力的にまちづくり。

私が思ったのは、既存建物をリノベーションするのに公金を使うのは、コスト面でも難しいなと。行政の役割としては、民間と所有者をつなげるプラットフォーム作りを担うのが良いと思いました。
また、世田谷区は公開空地の活用がまだ進んでいないので、公開空地活用をすることで、さらに人が集まり街の活性化につながると。大道芸やマルシェなど……使い方はいくらでもあるなと思いました。

今後の施策に活かして行きたいと思います。