ひうち優子のブログ

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行政視察2 将来を見据えた仕込みが大切!

カテゴリー:活動報告

本日は、場所を移動して、金沢市。

2つ目のテーマは

●金沢市集約都市形成計画について

金沢市では、集約都市形成計画を2017年3月に策定。ねらいは、成熟都市として、2060年を見据えた2040年のまちの姿を展望するため。

◯集約都市形成計画とは?

金沢市では、今後の人口減少を見据えて、高齢者や身体障害者といった交通弱者が、車を利用しなくても生活できる区域や、これまで通りに車を主な移動手段として生活する区域などを、明示している計画のこと。

計画により、規制がかかることはない。その時のライフステージや生活スタイルに合う区域を選択することができる。

具体的には、居住誘導地域と一般居住地域に分ける。

居住誘導地域では、車がなくても便利に生活できるエリアで、車以外の公共交通や徒歩、自転車などで移動できるようにする地域。

一般居住地域は、車を中心にこれまで通り生活できる地域。

居住誘導地域に誘導する施設は、都市再生特別措置法で、確保するべき施設として定めることになっている。

誘導施設

◯大学、専門学校

◯図書館、美術館、博物館

◯コンベンション施設、大規模ホール施設

◯市民の利便性向上のため、市長が指定する施設

特定機能病院、地域医療支援病院

福祉健康センター

今回の金沢市の視察では、2060年の人口減少を見据えた計画を今から作っていること、素晴らしいと思いました。

将来像を描いてビジョンを持ち、そのために何をすべきなのか、目標を立て、それに向かっべきことを実行すること。これは行政に携わる者の基本であり、行政だけでなく、どの世界も同じです。

我が区に持ち帰って考えます。