ひうち優子のブログ

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行政視察4「耐震診断・耐震改修の補助制度。どこまで補助するの??」

カテゴリー:活動報告

   
  
2日目加古川市

◯耐震診断・耐震改修助成(県の補助に上乗せ、昭和56年以前に作られた木造住宅に対して)

加古川市では、新耐震基準以前の基準で作られた建築物に対して、耐震診断・耐震改修の補助制度を実施しております。

新耐震基準とは、建築基準法の改正により、昭和56年6月1日に耐震の基準が厳しくなりました。この基準のことです。耐震診断は、対象の住宅であれば無料。耐震改修は、対象の住宅であれば、県と加古川市の両方からの補助が受けられます。
⚫︎計画策定費 Max20万円

⚫︎全体改修 Max130万円

⚫︎部分改修 Max50万円(耐震シェルターの設置、屋根の軽量化も含む)

⚫︎住宅建替 Max100万円

⚫︎防災ベッド Max10万円

世田谷区でも、耐震診断・耐震改修助成を実施しておりますが、加古川市の方が手厚い印象です。特に、不燃化特区でない住宅建替の補助まで出ている点など。
ここで、参考に、世田谷区の補助制度を書きます。

世田谷区の耐震診断・耐震改修の補助制度
昭和56年以前の基準で建てられたもので、

◎木造住宅への助成

⚫︎耐震診断 無料

⚫︎耐震改修設計 Max30万円

⚫︎ 耐震改修 Max100万円

⚫︎ 簡易改修 Max80万円

⚫︎ 不燃化耐震補強 Max100万円

 ⚫︎ 不燃化建替 Max100万円

◎木造住宅以外の建物への助成

(プレハブ、非木造、特定建築物、分譲マンション、沿道耐震化道路沿いの分譲マンション、緊急輸送道路沿いのマンションなどにより、助成額は異なる)

⚫︎耐震診断 Max10万円〜Max300万円

⚫︎補強設計 Max100万円〜Max300万円

⚫︎耐震改修 Max200万円〜Max600万円

◎特定緊急輸送道路沿道建築物

(条件により助成額が異なる)

⚫︎耐震診断 

⚫︎補強設計 

⚫︎耐震改修 

◎耐震シェルター・耐震ベッド助成Max 30万円

◎家具転倒防止器具取付工事支援Max2万円

耐震改修工事を行うと、税金の控除、減免等が受けられる場合あり。http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/102/119/343/3435/d00007903.html

世田谷区と加古川市では、人口規模や予算配分など、いろいろと違うので、比較検討したい思います。