ひうち優子のブログ

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行政視察4 岡山市のウォーカブルな歩いて楽しい道路空間

カテゴリー:活動報告

最後は、岡山市のウオーカブルな街。
ハレまち通り〜歩いて楽しい道路空間創出事業〜を見てまいりました。
この政策の前提として、公共物である道路上に、特定の民間の店舗が使用することは、かなりハードルが高い現状があります。しかし、岡山市は、警察に掛け合い、歩いて楽しむ道路空間を創出しております。
キーワードは、
スタイリッシュ、人

ハード面
●車中心から人優先の道路空間へ
・2車線→1車線化
・歩道を拡幅する
・自転車レーンを設置
・植栽を植える
・海外製のベンチ
・おしゃれな夜間照明
・ボラード
将来的にには、トランジット化

ソフト面
●道路空間の活用
・活用できる歩道空間を明確に整備
・沿道事業者と協力して、仕組みなルールを作る

●市民を巻き込んで、社会実験→まちづくりセミナー→デザインミーティング→街歩きワークショップ→沿道組織の立ち上げ、道路空間活用の仕組み・ルールの構築

●1M事業
申請し許可をとれば、歩道はみ出て営業許可。5店舗、歩道空間を利用してオープンテラスにしている。
まちづくりのルールに従う店舗には、許可を出して、道路を使っていいよ、となっている。

●ハレまち通りを歩行者天国化

●行政主導→官民連携のまちづくりへ
・沿道事業者の巻き込み

私は、特に1M事業が素晴らしいと思いました。道路上に1メートルまでは、沿道の店舗がオープンテラス等で使用できるようにすることで、ハレまち通りを契機に、街全体が活性化すると思いました。
商店街活性化に向けて、世田谷区でも展開できそうです。