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平成20年第3回定例会一般質問

◎電動式カート(電動三輪車・電動四輪車)の安全利用について
◎非常勤講師等の人材確保対策について(教員免許更新制の周知)

◎電動式カート(電動三輪車・電動四輪車)の安全利用について

現状:高齢者の方が増え、電動式カートの利用者が増加している。歩行が困難な方にとって電動カートを利用することで、1人で自由に遠方に行くことも可能となり、ライフスタイルの幅が広がる。よってこれからますます利用者の増加が予想される。
しかしその一方で、事故やトラブルが増えてきているのも事実。そこで電動カート利用者以外の自転車・自動車運転者・歩行者1人1人の誰もが、「電動カートが歩行者である、歩行者と同じ動きをする」ということを認識することこそが大切。譲り合って共存していくというユニバーサルデザインの視点こそが大切である。

◆ひうち質問1
「電動式カートが道路交通法上、歩行者扱いである」ということを、歩行者や自転車・自動車に乗る方がどの程度知っているか?今後の周知方法は?

答弁:
現在、電動カートの利用も目立っている。すべての人が安全で快適に通行するためには、それぞれの人が相手の立場を認識し、思いやる心を持つことも大切。そのために、電動式カートが道路交通法上、歩行者と同じ扱いであることが、広く知れ渡ることは必要である、と認識している。今後も関係機関、庁内関係部署と連携し、周知を図り、ユニバーサルデザインの視点に立った街づくりをさらに進めていく。

◆ひうち質問2
現在、区では区内の電動カート利用者に対し、安全教室を行っているのか?

答弁:
・電動カートは、障害のある方や高齢により、足腰が弱った方が主に利用している。
・区では現在、電動カートの安全教室を実施していないが、警視庁交通部では年に数回、世田谷区喜多見の警視庁交通安全教育センター1か所で、安全教室を希望者に対して開催している。

◆ひうち提案1
電動カート利用者自身に対しての安全対策を強化することも必要である。
・警視庁と協力して区内の安全教室の機会を増やしてはいかがか?
・電動カートの後ろに、「歩行者と同じ動きをします」「歩行者扱いです」というステッカーやシールを貼るよう、区が指導をしてはいかがか?
・またそのようなステッカー・シールを配ってはいかがか?


◆ひうち要望1
平成19年に独立国民生活センターが行った安全性のテストによると、「電動車いすとして販売されていながら、最高速度や車体の大きさが道路交通法の基準を大きく超えているものがあった。」とある。特に速度の出るものは非常に危険であるため、販売業者への改善指導を要望する。

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◎非常勤講師等の人材確保対策について(教員免許更新制の周知)

現状:団塊の世代の大量退職に伴い、特に非常勤講師の人材不足が懸念されている。さらに、平成21年4月1日から導入される教員免許更新制は、あくまで自己申告であり知らせが来ない、また更新講習の受講資格は現職職員と教員採用内定者、と限られているため、非常勤講師の成り手が少なくなることに拍車がかかる恐れがある。

◆ひうち提案2
非常勤講師等の人員確保のために、免許を持っているが現在は教員ではない人に対し、免許更新制の詳しい内容を周知・広報活動する必要があるがいかがか。
これを機に、世田谷区内で教員免許をもっているが現在教師の職についていない人の把握が必要ではないか。

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