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平成30年第4回定例会 一般質問

◎駐輪場の整備について

課題
区内の駅で、駐輪場の利用率が100%超えている駅があり、月極では1年待ちという駐輪場もある。

これまで議会で取り上げた成果
11月1日から、駒澤大学前に2つ目の駐輪場が整備された。
以前から議会で取り上げ質問して、かたちになったものは、次の通り。
◎駒澤大学前駅 新たな駐輪場 約400台。
◎桜新町駅 放置自転車の保管所の一部を駐輪場に転用。増設。約260台。
◎二子玉川駅 増設 約550台。
◎下北沢 約100台。(小田急電鉄、京王電鉄が新たな駐輪場を整備。計約1200台)
◎千歳船橋駅 新たな駐輪場 約40台。
◎千歳烏山駅

課題解決に向けた質問・提案1

駐輪場整備が着実に進んでいる。
新たな駐輪場整備・増設で、利用率はどのくらい下がると見込んでいるか、また、駐輪場不足はどのくらい改善する見込みなのか?

成果
今回の整備で、例えば二子玉川では日極めの利用率が約135%→95%に下がるなど、5駅の利用率は下がると予測している。
下北沢駅を除く4駅では、収容台数が乗入台数を上回った。概ね駐輪場不足は解消した。

課題解決に向けた質問・提案2
駐輪場が未整備で利用率が多い駅、三軒茶屋駅、用賀駅などには、地下式立体駐車場の整備など、工夫した駐輪場整備が必要。
用賀駅では、上用賀方面の駐輪場が少ない。一方で田中橋の駐輪場に空きがある。今後の用賀駅の駐輪場対策について、伺う。

成果
用賀駅は、区立3箇所、私立2箇所の合計5箇所あり、約3,300台が収容できる。実駐車台数は約3,050台と充足している。
実際、駅直近の駐輪場では、利用枠の空きがない。
新たな用地を確保することは難しく、民営の補助金制度をPRし、官民連携で取り組む。

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◎駐輪場の防犯対策について

課題
区民の方から「烏山の駐輪場で自転車を盗まれた。自転車自体は帰ってきたが、放置自転車になって帰ってきた。盗難届が出ていないと、放置自転車扱いになり、3000円を払わなければならない、と言われた。

課題解決に向けた質問・提案3

「駐輪場は場所貸しなので事故・窃盗などについては、何かしらの盗難対策を取ってほしい。」
今後、駐輪場で自転車が盗難にあった際には、まずは警察に盗難届を出すことの周知、そして全ての駐輪場への防犯カメラの整備が必要。見解を問う。

成果
現在、54箇所中42箇所の駐輪場に、合計 117台の防犯カメラを設置。
盗難にあった際には、警察に被害届を出すよう、案内している。
防犯カメラを設置していない駐輪場について、計画的に整備していく。

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◎高齢者の方の活用~力をお借りする~

課題
高齢者の方から、もっと私たちを活用してほしい、との声を多くいただく。

課題解決に向けた質問・提案
以前に大学で教鞭をとっていた方、企業の第一線で活躍させていた方、法律家など、各分野の専門家の方を、教育現場に生かすことが有効。特にプログラミング、英語教育などの分野はニーズが高い。進めるべき。以前にも質問したが、進捗状況を伺う。

成果
・教育委員会では、第2次世田谷区教育ビジョンに基づき、リーディング事業として地域の教育力を生かした学校の支援に取り組んでいる。
・現在、学校では、様々な分野で活躍された高齢者など地域の方々に、ゲストティーチャーとして、授業での講師や部活動支援員として中学生の部活の指導を行うなど、様々な教育活動に協力いただいている。
・また、各学校に配置する学校支援コーディネーターを通じて、夏休みのワークショップ、書道教室、琴体験、農家見学、昔遊びなどの講師として、専門的な知識や豊富な経験を持つ高齢者に、ボランティアとして関わっていただいている。
・2021年開設予定の教育センターの機能の1つとして、地域連携を位置づけている。教育に関わる地域人財の確保・活用について、学校教育と地域人材を結びつけていくことなど、実効性のある取り組みを検討していきたい。

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◎高齢者の方ための作品発表の場の確保

課題
高齢者の方ための作品発表の場が少ない現状がある。またそのような声をいただく。

課題解決に向けた質問・提案
平均寿命の健康寿命の差は、男性約9歳、女性約12歳。
この差を少しでも縮めることが、本人にとって良い。また、医療費削減にもつながる。
以前、区民の方から次のようなご意見をいただいた。
「絵や工芸品など、趣味の作品を作るのは本当に楽しみ。でも作るだけでなく、作品を発表してみてもらうことも同じくらい楽しみ。生きがいを感じる。しかし発表の場が少ない現状がある。
区民会館や出張所など、公共の施設でもっと発表のスペースを提供してほしい。」との声をいただく。
高齢者の方がいつまでも元気で生き生きと暮らしていただくために、もっと作品の発表の場が必要。増やしていただきたいとの質問を以前にした。進捗を伺う。

成果
いきいきせたがや文化祭を開催し、高齢者の作品も含めて、1500人、約2100点を展示。
敬老週間に、ひだまり友遊会館での作品展、2月には区役所でシルバー工芸教室の作品展示を行った。
今後も場の提供に努める。

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◎新公会計制度の導入

課題
行政は未だ現金主義会計。行政の見える化が進んでいない。

質問
新公会計制度を導入することにより、行政の見える化が可能になる。
現金主義会計から民間並みの会計へ。そのためには、まずは期首BSの整備が重要。
・個別期首BS、連結期首BS両方の公開の目処は?
・連結期首BSの「資産」「負債」「純資産」は?
この2つについて、伺う。

成果
・個別期首BSは11月にHPに公開済み。
・連結期首BSは12月中に公開予定。
・連結財務諸表の期首BSについて
総資産額 1兆8,015億円、純負債額 1,202億円、純資産 1兆6,812億円。
これらのデータを基礎として、30年度決算を反映した財務諸表を適正に作成して、公表していく。

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◎世田谷の農業振興について

課題
世田谷の都市農家が減少傾向にある。

質問
GAP認証とは、生産工程管理の取り組みのことで、農業において、食品安全、環境保全、労働安全などの持続可能性を確保する。
GAPを取得することで、生産工程管理がしっかりしているというお墨付きがもらえる。
世田谷の農家にJGAP認証の取得の際に助成することで、消費者の食の安心につながるがいかがか?

成果
東京都版のGAP制度が昨年はじまった。原則無償で取得可能。認証取得に意欲のある農家があれば、適切に案内するなど、支援に努める。

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◎実効的な防災教育について

課題
実際に災害時に生かせる防災教育が必要。

質問
給食時、清掃、登下校時などわさまざまな状況での、予告なしの抜き打ち訓練が効果的。従来の一斉指導型の避難訓練ではなく、実効的な防災教育が必要。
大切なことは、子供たちが誰かの指示を待たずとも自分の判断で危険回避の行動を取れるようになること。
具体的には、朝礼や給食、掃除の時間など、日常の中で訓練を行う必要がある。
見解を伺う。

成果
授業中だけでなく、休み時間、登校直後、放送機器が使えない時、管理職が不在の時といった、様々な場面を想定して、取り組んでいる。
また、過去に起きた災害の様子や応急処置の方法などについて、教材を活用して学習させている。今後も取り組んでいく。

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