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平成27年第3回定例会 決算委員会

◎ゲリラ豪雨対策

課題
平成25年の上馬・弦巻地区の床上床下浸水被害を受けた。ゲリラ豪雨対策が必要。

課題解決に向けた質問・提案
平成25年の上馬・弦巻地区の床上床下浸水被害を受けた。
蛇崩川幹線沿いの地下に、1時間に75ミリ対応の暫定貯留管が整備される予定で(通常は1時間に50ミリ対応)この整備により、被害軽減につながる。
被害の大きかった、他の地域にも、この暫定貯留管を入れるべきと考える。

成果
弦巻4丁目11番付近〜三軒茶屋2丁目の世田谷丸山公園までの3キロに整備予定。これにより、約4万2000㎥の雨水貯留が可能になる。
今後、呑川幹線流域の深沢地区にも整備するよう、東京都に強く求め、協力して整備を進めていきたい。

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◎本のない、予約のみの新たな形の図書館、図書館カウンター

「ついに三軒茶屋に図書館カウンターが整備!」

課題
以前から、二子玉川・三軒茶屋・下北沢は、図書館不便地域。区民の方から、図書館を作ってほしい、との要望が以前からあった。

課題解決に向けた質問・提案
平成27年4月に二子玉川、また10月には三軒茶屋に図書館カウンターが、オープン予定。今後、図書館不便地域である、下北沢にも整備すべき。

成果
2つの図書館カウンターの利用状況を検証し、他の交通結節点の駅周辺や、図書館のアクセスが不便な地域への設置を検討していく。

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◎昨年8月の基幹システムの停止問題の対策について

「システム停止問題の解決策とは?」

課題
昨年8月に、区の基幹システムが停止し、8時半から17時まで、住民票の転出入の入力や国民健康保険の加入などができなくなり、区民の皆様に迷惑がかかった。対策が必要。

課題解決に向けた質問・提案1
今回の問題は、負荷分散装置が、一蓮托生になっていたため。そのために、負荷分散装置が過負荷になっても、他の区の状況もあり、すぐに再起動できなかった。一蓮托生の解消が必要と考える。昨年の質問の後、問題は解消したのか?

成果
今年6月に新たな機器に置き換え、負荷分散装置の共有を解消した。

課題解決に向けた質問・提案2
システム停止問題の解決のためには、データベースのバックアップ媒体の多重化、及び遠隔地管理が必要と考えるが、対策を講じるべき。見解を伺う。

成果
平成30年度より、新たなデータセンターを利用開始する予定。基幹システムのデータベース化さのバックアップ先としての利用も視野に入れて検討する。

課題解決に向けた質問・提案3
このような問題を防ぐためには、システム監査技術者だけでなく、「ITコーディネータ」や「公認システム監査人」のような、幅広い知識を求められる資格を持つ専門家も加えるべきと考える。見解を伺う。

成果
専門技術者からの支援については、マイクロソフトなど、区の情報システムと係りの深い事業者と契約している。また、公認システム監査人など、資格を有する専門家に、CIOアドバイザーを委嘱し、支援を受けている。
引き続き、専門家の支援を受けてまいる。

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◎世田谷産野菜「せたがやそだち」について

「世田谷産野菜、せたがやそだちは、身体に優しい!?」

課題
昨今、残留農薬や食品添加物、ホルモン剤、遺伝子組み換えなどによる健康被害や、奇形・欠損などの先天性異常などへの懸念が高まっている。

課題解決に向けた質問・提案1
世田谷産野菜せたがやそだちは、無農薬・低農薬で、身体に優しい。特に小中学校の学校給食、また区民の方にも入手できるよう、PRしていただきたい。

成果
せたがやそだちは、直売所での販売が中心。直売所マップを発行、HPにも掲載。また、夏季農産物品評会、世田谷農業祭、農業協同組合との協働事業で即売会を実施。今後もより一層PRしていく。

課題解決に向けた質問・提案2
また、せたがやそだちは残念ながら、量が少ない。限界があると思うが、品質を維持した上で、できるだけ生産量を拡大する必要がある。いかがか?

成果
せたがやそだちは、品質が高い。また、露地栽培が中心のため、時期により、生産量が大きく減少する。よって、ビニールハウスなど、施設栽培の補助を実施している。今後も生産量の拡大に向け、必要な支援をしていく。

課題解決に向けた質問・提案3
4月に都市農業振興基本法が成立した。これは、都市農業を維持する目的で作られた法律。特に都市農業が盛んな世田谷区にとって、プラスになる。画期的なこと。この法律を受け、今後の取り組みをどのように進めていくのか。

成果
国では現在、都市農業振興基本計画を策定中。新たにどのような施策が提示されるか、注視している。区としては、当面、下記の施策を進め、その上で国や都の施策が示されたら、整合する。
・世田谷農業塾(担い手育成)
・認定・認証農業者支援(農業所得の拡大支援)
・区民農園や体験農園(農地への区民理解の促進)

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◎幼稚園での預かり保育の拡充

「幼稚園の預かり保育は、保育の選択肢が広がる!」

課題
保育園の待機児童が、世田谷区はNo1。
幼稚園を利用している人でも保育ニーズが増えている。週3回~4回のパートタイムの方や自営業の方は、現在、選択肢が限られており、保育園希望せざるを得ない状況。

課題解決に向けた質問・提案
幼稚園で預かり保育ができると、選択肢の幅が広がる。
平成27年から4月から、国で「子ども・子育て支援新制度」が始まった。この制度で、就労のための保育園並みの預かり保育、理由を問わず、利用できる預かり保育が可能となった。
幼稚園での預かり保育を拡充すべきと考える。

成果
現在、計7園の幼稚園・子ども園で、保育園の時間と同様の預かり保育を実施。今後も拡充していく。

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◎学童クラブの延長について

課題
小学生を持つお母様から、「現在、学童クラブは、特別な場合を除き、小1~小3が対象となっている。小4~小6はBOPを利用することになるが、17時まで、冬は16時30分まで。学童クラブは18時15分までなので、学童クラブを小6まで延長してほしい。」とのご意見をいただいた。

課題解決に向けた質問・提案
平成27年度にスタートした、「子ども子育て支援新制度」では、児童福祉法改正により、学童クラブの対象範囲が10歳未満⇒小学生に、拡大した。他自治体では、渋谷区・杉並区・大田区などで、小6まで延長している。世田谷区でも、働く女性支援の観点から、学童クラブの対象範囲を小6まで延長すべき。

成果
区では、4年生からは、BOPを利用し、ゆるやかな支援をして自立を促す方向性。今後も、自立に向けた支援をしていく。

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◎自転車押し歩き空間「押しちゃり」の導入について

課題
自転車の事故が、交通事故全体の約35%を占める。自転車の信号無視、歩道上のスピード運転が怖い、といったご意見を多くいただく。

他自治体の取り組み
7月に、福岡市の「押しちゃり」を視察した。
混雑している福岡市天神地区内の、約400mを、条例で押し歩き推進区間に指定。「押しちゃり」と題してマークを作り、区間内に看板や旗を設置。指導員も配置して、巡回指導していた。
問題点
・自転車通行可の道路に設置
・指導員に取り締まり権限がない
利点
・商店街など、一定の限られた空間では、有効。
・譲り合いの精神を培うことができる。
・「自転車は乗れば軽車両だが、押し歩けば歩行者の扱いになる。」の意識啓発になる。

課題解決に向けた質問・提案
世田谷区でも、押しちゃり空間を導入すべき。
例えば、
◯三軒茶屋の歩行者天国
◯二子玉川の「たまちゃりルール」(地域内のルールを地域が自ら決める)の中で、自転車での通行が認められていない歩道などに、自転車の押し歩き空間を導入
などすれば、効果的と考える。見解を伺う。

成果
二子玉川の「(仮称)玉ちゃりルール」など、地域主体の自主的な取り組みの中で、啓発や意識づくりと合わせて進めるやり方が効果的。地域主体の取り組みの支援に努める。

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◎自転車の取り締まり強化の周知について

課題
自転車の事故が、交通事故全体の約35%。今後、この数値を下げていく必要がある。

課題解決に向けた質問・提案
一時停止違反など、自転車運転危険行為14項目に関する違反を、3年以内に2回以上繰り返し、警告を受けた人は、講習が義務化。義務を怠ると5万円以下の罰金。前科もつくことになる。対象者は14歳以上。
このことを、区のHP等で広く周知すべき。また、14歳以上が対象者なので、中学生に対しては、不可欠。

成果
区のHPで周知。警視庁のHPを掲載。

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◎自転車にも道路標識が適用されることの周知、道路標識教育について

課題解決に向けた質問・提案
自転車は道路交通法上、軽車両なので、道路標識が適用される。特に運転免許を持っていない人への道路標識教育が必要。区のHP等で周知すべき。

成果
区のHPに、道路標識の意味を掲載。標識の種類は、国土交通省のHPを掲載。

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◎二子玉川の多摩川の自然堤防対策

課題
都内唯一、二子玉川に自然堤防がある。今後のゲリラ豪雨対策として、堤防が必要。

課題解決に向けた質問・提案
二子玉川駅北側の玉川3丁目の多摩川左岸に、雑木林の自然堤防が一部残っている。都内唯一の自然堤防。豪雨対策として、護岸工事などの対策を取るよう、国に要請すべき。

成果
強く国に要望していきたい。

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◎世田谷産野菜「せたがやそだち」を学校給食に!

課題
昨今、残留農薬や食品添加物、ホルモン剤、遺伝子組み換えなどによる健康被害や、奇形・欠損などの先天性異常などへの懸念が高まっている。
特に子どもたちの食材には、最善の注意を払うべき。

課題解決に向けた質問・提案1
世田谷産野菜「せたがやそだち」は、無農薬・低農薬で、身体に優しい。成長期の子どもが食べるものだからこそ、より多く使用すべきと考える。
現在、4割の学校しか、学校給食の食材に取り入れていない。拡大すべきと考えるがいかがか?

成果
給食に使えるだけの量を確保し、納品できるかが課題。しかし、可能な限り、取り入れていく。

課題解決に向けた質問・提案2
無農薬・低農薬の世田谷産野菜「せたがやそだち」が学校給食に使われていることを、保護者などにPRし、消費拡大につなげるべきと考える。いかがか?

成果
積極的にPRする。

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◎学校給食の食材の安全対策について

課題
昨今、残留農薬や食品添加物、ホルモン剤、遺伝子組み換えなどによる健康被害や、奇形・欠損などの先天性異常などへの懸念が高まっている。
特に子どもたちの食材には、最善の注意を払うべき。
マーガリンは、トランス脂肪酸が問題となり、アメリカでは規制されている現状。

課題解決に向けた質問・提案
マーガリンは、トランス脂肪酸が問題となり、アメリカでは規制されている。マーガリンを学校給食に使っていないか?
また、食品添加物や遺伝子組み換え食品など、安全性に疑問がある食材は避けるべきと考える。見解を伺う。

成果
・マーガリンは使用していない。
・食材は、原則、国産。
・調理済食品は使用しない。
・原材料、原産地を確認。
・遺伝子組み換え食品は、使用していない旨の証明書を取っている。
・食品添加物は、使用が少ないものを選んでいる。
検査も、行っている。
今後も、アレルギー対応など、細心の注意を払っていく。

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◎避難所のマンホールトイレの耐震化

「避難所のマンホールトイレの耐震化は、大丈夫?!」

課題
被災時には、トイレの存在が欠かせない。そのトイレが流せなくなっては大変。
避難所のマンホールトイレ内の汚水は、基本的には下水道に流すことになるが、これまでに発生した大地震では、マンホールと下水道管の接合部が破損されたり、マンホール自体も浮かび上がるなどの損傷被害が数多く発生した。

課題解決に向けた質問・提案
以前に質問した時には、避難所など計194箇所のうち、平成25年度に177箇所が、耐震化完了。平成26年度は残り17箇所と、公共施設の計29箇所の耐震化を予定。平成27年度は、マンホールトイレのある公園も予定、とのことだった。早急に整備すべき。進捗状況を伺う。

成果
昨年度までに、小中学校などの避難所、二次避難所について、耐震化は完了。
現在、区役所関連施設や警察署など、災害復旧拠点の公共施設周辺の耐震化を進めている。
来年度以降は、マンホールトイレのある公園について、予定している。

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◎動物の殺処分ゼロについて

課題
区民の方から「動物殺処分をゼロにしてほしい。行政として取り組んでいただきたい。。」との声が多い。特にペットを飼っている方からの要望が多い。

課題解決に向けた質問・提案
動物殺処分ゼロに向けた取り組みで区ができることは、
・動物を最後まで飼うこと、そして不妊去勢手術などにより、無秩序な繁殖を防ぐ意識を、飼い主に浸透させること。
・飼い主のいない猫を減らすため、不用意な妊娠をしないよう、避妊制度の周知、また避妊制度への助成を継続していくことが大切。
この2点と考えるが、見解を伺う。

成果
・区で飼い主のいない猫対策の手引きを策定し、不用意な妊娠をしないよう、取り組んでいる。
・避妊制度の助成制度を継続していく。

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◎食の安全

課題
昨今、残留農薬や食品添加物、ホルモン剤、遺伝子組み換えなどによる健康被害や、奇形・欠損などの先天性異常などへの懸念が高まっている。

課題解決に向けた質問・提案
区内で流通している食品の安全性について、チェック体制は大丈夫か?
産地表示や食品添加物の表示、牛・豚・鶏などへの成長ホルモン剤の使用の、表示の義務化、遺伝子組み換え食品の表示が必要。現状と今後について、伺う。

成果
・表示は、今年4月に新たに制定された食品表示法に基づいている。
・産地表示は、輸入品は原産国、国産品は対象食品別に、細かく基準あり。
・添加物は、対象物が多く、食品別・用途別で規定。
・遺伝子組み換え食品は、表示の有無を含め、基準あり。
・ホルモン剤の表示は義務なし。残留基準が定められている。
・食の安全確認は、食品衛生法に基づき、食品衛生監視指導計画を策定。その中で、年ごとに重点項目を設定して、法で定められている数値などの基準に照らし合わせ、サンプリング調査や実態把握を行っている。

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