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◎オリンピック・パラリンピックの食品衛生監視について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題
この夏、オリンピック・パラリンピック東京2020大会が、コロナウイルスの影響で無観客開催された。

・世田谷区でも、無観客で馬術競技が開催されたが、選手、スタッフ、VIPなどの方々は来日しており、地元自治体としてしっかりとおもてなしを行い、対応する必要があった。コロナ禍、大変だった。

 

課題解決に向けた質問・提案1
 区内で唯一開催された馬術の舞台、馬事公苑では、保健所の食品衛生監視の職員の方が毎日通って、選手やスタッフの食の健康を守ったとのこと。具体的にどのような活動をされていたのか、伺う。

 

成果

・7月23日から9月5日まで開催されたオリンピック・パラリンピックでは、提供する食品の安全確保の観点から、選手、厩務員、報道関係者、運営スタッフ等を対象とした飲食提供施設の食品衛生監視を行った。

・大会に前後して厩務員宿泊施設が開設されており、46日間で延べ166名が衛生監視に従事している。

・新型コロナウイルス感染拡大期にもかかわらず、杉並保健所及び中野保健所からも延べ33名の応援協力を受け、3区の協力体制の下で監視業務を行った。

・具体的な対応としては、保健所の食品衛生監視員が2人1組で、1日2回飲食提供施設の厨房等に立ち入り、厚生労働省作成の大量調理施設衛生管理マニュアルに基づいて、加熱温度が適正か、調理品の衛生管理が適正かなど食品取扱状況などを確認するとともに、細菌検査、アレルゲン検査などの食品検査、職員従事者の手指や調理器具等の拭き取り検査を実施いたしました。検査結果等は良好で、選手等からの苦情もなく、大会は無事終了した。

 

課題解決に向けた質問・提案2

・無観客で開催された馬術競技でも、コロナ対策で忙しい中、保健所の職員の方が活躍されていたことを改めて知り、保健所が新型コロナウイルスだけではなく、食品衛生の面でも大会を支えていたこと、大変頭が下がる。

・長期間の監視活動で様々な貴重な経験を積んできたと考える。この経験を、世田谷区だけではなく、オリンピック・パラリンピックを開催していない自治体とも共有し、今後の大規模イベントの開催のときの財産として活用していくべきと考える。

・特にホスト側として、食品衛生監視は外交、国防にも関わる大変重要なことであります。保健所はこの経験をどのように生かしていくのか伺う。

 

成果

・世田谷保健所では、令和元年度のラグビーワールドカップ開催に伴い、会場である調布市の調理施設等に食品衛生監視員を派遣した。その経験を生かして、今大会の監視手法や監視スケジュールを作成した。

・同じく、令和元年度に馬事公苑で開催したオリンピックテスト大会での弁当保管温度の検証実験を含めて、世田谷保健所が行った監視活動内容は全て記録している。

・今後、本大会の衛生監視における課題を抽出した上で、東京都が開催している東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の監視指導に関する検討会で最終報告を行うなど、大会運営上の情報を他保健所等と共有するとともに、同様の大規模イベント等が開催された際に、今回の経験が十分に生かせるよう、実際に行った業務の詳細や今後の課題を保健所内でしっかり伝承していく。

・また、今大会で衛生監視業務において近隣区からの応援協力を初めて得た。

・大規模食中毒発生時や災害時など、他自治体との相互連携が必要となった場合に迅速かつ的確に対応ができるよう、全ての業務を振り返り、危機管理対策にも反映して、食の安全安心の確保に取り組んでいく。



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