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◎リサイクルの普及

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

世田谷区にはエコプラザ用賀とリサイクル千歳台という区立の清掃・リサイクル普及啓発施設があるが、あまり知られていない。

 

課題解決に向けた質問・提案1

・エコプラザ用賀とリサイクル千歳台で小型家具などの粗大ごみを使えるようにきれいにして無料で頒布するなど、リユースに取り組んでいる。

・しかし、どちらの施設も利用率という点でいうと一年間で来場者数がエコプラザ用賀約3万3000人、リサイクル千歳台が約1万4000人とまだまだ少ない。より多くの方への周知が必要。

  

成果

・エコプラザ用賀は、平成18年に開設し、まだ使える粗大ごみの提供や、併設された粗大ごみ中継所の見学などと合わせて、区の清掃・リサイクル事業のPRを実施している。

・リサイクル千歳台は、平成6年に開設し、主にごみ減量、リサイクルや環境に関する学習を行う団体やグループの活動や発表の場として活用いただくほか、さまざまな講座を実施している。
・利用者は近年は横ばい。

・平成29年度から子ども向け定期講座、「せたがやエコキッズクラブ」を新たに実施。平成30年3月にリサイクル千歳台にキッズコーナーを設置。子ども向けコンテンツの充実や、小さいお子様連れでも利用しやすい環境を整備した。

 

課題解決に向けた質問・提案2

・区の世田谷区一般廃棄物処理基本計画では、3Rの中でも特にリデュース、リユースの2Rに力を入れている。やはりごみを減らすこと、ごみを再び使うこと、この2Rに力を入れていくのが現実的と考える。
・人口がふえる中、今後ごみを出さないようにすることが必要で、そのためには小さいころからの習慣が必要であり、学校教育の中でのエコの取り組みが重要になってくる。
・区では、出前講座として、小学校四年生で清掃車の中を見える、カティというのを使って操作体験を行ったり、理科の時間で燃料電池の仕組みを理解してエネルギーを無駄にしない取り組みを行っております。さらに進めていただきたい。
・また、必要なもの以外はまず買わない、そしてごみが減ることで、これだけ環境によい、コストもこれだけ減るということを数値で見せてエコの取り組みを行うべきと考える。今後の取り組みについて見解を伺う。

 

成果

・最も優先度の高いリデュースについては、ごみになるものを減らすを徹底し、例えば買い物時のマイバッグの持参、外出時にマイボトルやマイ箸の持参などを、さきに御質問いただきました資源・ごみの収集カレンダー等を活用して広く周知している。

・また、お買い物のときからごみについて考えるエコなお買い物体験を、小学校の授業で実施し、学校教育としてリデュースを啓発している。

・環境学習の出前授業も清掃事務所で実施している。
・リユースについては、清掃・リサイクル普及啓発施設において、御家庭の不用品情報の紹介や、粗大ごみで出されたまだ使える家具の提供のほか、区のホームページでリユースショップやNPO等が主催するフリーマーケットなどの民間の取り組みに関する情報を発信して、捨てずにまた使う、必要な人に譲ることを啓発している。
・今後は、全戸配布を行っている資源・ごみの収集カレンダーや清掃・リサイクル普及啓発施設のさらなる活用、ホームページの充実、また新たな媒体やツールを検討するなど、2Rが区民の皆様の生活に浸透するよう啓発を推進していく。



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