区民の皆様の声を元にした活動

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◎小学生や保護者への事故再現型自転車安全教室の拡充

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題
・過去何度も取り上げている。
・自転車が交通事故全体の約35%を占めている現在、小学生からの自転車安全教育が必要。

小中学生への自転車安全教室の現状
・PTAへの委託により交通安全教室を実施。一般的には1年生で歩き方教室、3年生で自転車教室を行っており、所轄警察署のほか、社会貢献として交通安全事業を行っている宅配事業者、自動車教習所等に依頼して実施している。
・3年生での自転車教室を受ければ「自転車をひとりで乗ってもよい」と指導している小学校が多く、保護者からは3年生で自転車教室を受けてからが危ないとの声もある。これを受けて、今年度より、従来の3年生での実施に加え、5年生等の高学年でも、自転車教室を実施していただくよう、各校PTAにお願いしている。

 
課題解決に向けた質問・提案
・特にスケアード・ストレイト方式の事故再現型自転車安全教室の実施は、有効であると考える。

・現在、中学校3年間で1回は、必ずこのスケアード・ストレイト方式の事故再現型自転車安全教室を体験しているが、これを小学生へ拡充すべきと考える。
・通学中の小学生が交通事故に巻き込まれるケースもあるし、自分を守る力を培うことができ、さらには保護者の方への自転車のルールマナーの周知徹底にもなる。
・小学生にもスケアード・ストレイト方式の事故再現型自転車安全教室を取り入れるべきと考える。例えば、小学生の保護者にも小学生と一緒にスケアード・ストレイト方式の事故再現型自転車安全教室を体験するなどして、ルールマナーの周知徹底を図るべきと思う。

 

成果
・小学校、PTAからの要望により、スタントマンが眼の前で交通事故の様子を再現する交通事故再現型交通安全教室を小学校で実施するケースが増えている。

・これまで小学生には刺激が強いのではないかとの心配から、実施例が少なかったが、PTAや学校協議会の主催により、授業時間以外で児童、保護者、地域の自主参加で行う、高学年のみの参加とする、保護者同伴を原則とするなど、様々な工夫をしながら実施することが多くなってきた。

・小学生の場合、交通事故再現を見た体験を自らが消化し、定着させる必要があり、その日にあった交通安全教室の内容について、親子で話し合ってもらうなど、家庭での取り組みが重要。
・区としては、今後も各小学校、PTA等からのご要望に基づき、児童、保護者、地域が共に参加するなど、望ましいかたちで、交通安全の大切さを知ってもらえるよう、交通事故再現型交通安全教室を実施していく。



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