区民の皆様の声を元にした活動

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◎環境に配慮したESG債の購入について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・世田谷区はふるさと納税で、税収が減っている。税外収入の確保が必要。

 

世田谷区の運用の現状

超低金利時代の中でも積立基金を債券などで運用して年間2億円を超える利子収入を上げている。

 

課題解決に向けた質問・提案

・気候非常事態宣言をし、2050年までにCO2削減実質ゼロを表明した世田谷区は、今後、債券を購入する際、環境に配慮したESG債の購入についても検討することを、以前に提案した。

・その結果、早速、令和4年度の公金運用計画には、ESG債については、安全性、流動性、効率性を考慮した上で購入を検討すると明記された。

・ESG債は17年度に東京都が初めて環境債を発行したが、近年、環境問題への関心の高まりを受けて各地方自治体がESG債を発行する動きが広がっており、令和4年5月に滋賀県が発行したESG債には発行額の10倍近い購入希望があった。

・各自治体が発行するESG債は、世田谷区が購入する際の基準の一つである安全性も高いと思われ流ので、他の債券と比べて利率が同程度であれば、ぜひ購入して利子収入を確保するとともに、環境問題に積極的に取り組んでいる世田谷区をアピールすべきと考える。

・区の今年度のESG債購入実績と来年度の予定について伺う。

 

 

成果

・SDGsへの関心の高まりを受けて、環境対策の一環として資金を確保するため、ESG債を発行する企業や自治体等が増えてきており、ESG債を購入することで発行元のホームページ等で取り上げられることもございます。

・今年度におけるESG債の購入実績には、日本高速道路保有・債務返済機構などが発行する債券を購入し、合計金額は20億円となっている。

・来年度以降について、安全性や流動性、効率性を考慮しながら、自治体の発行する債券を含めESG債の購入について積極的に検討していく。



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