区民の皆様の声を元にした活動

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◎自転車の安全教育 ~特に社会人向け、電動アシスト自転車への安全教育~

カテゴリー:

頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

~特に社会人向け、電動アシスト自転車への安全教育~

課題
特に社会人・電動アシスト自転車の自転車が怖い、という声をいただく。

これまでの成果
保育園、幼稚園に送り迎えする保護者の方々に対しては、電動アシストつき自転車のスピードが出て怖いという声が寄せられ、その後、ようやくこのたび、「『子育て自転車』の選び方&乗り方」が作成された。この冊子は大変よくできており私の知人にも好評。

課題解決に向けた質問・提案1
今後、各幼稚園、保育園に「『子育て自転車』の選び方&乗り方」の冊子を配付し、安全教育の行うべき。詳細についてまず伺う。

成果
・今回、区で作成した小冊子「『子育て自転車』の選び方&乗り方」は、子育ての必需品となっているチャイルドシートつき電動アシスト自転車について、かわいいイラストとわかりやすい文章で、乗り方のコツを御説明したもの。
・保育園、幼稚園の送り迎えをする保護者は、自転車安全講習を受講することが難しいため、かわりにこの小冊子を作成した。
・内容は、重心が高く倒れやすいなど、子育て自転車の特性を御理解いただき、自転車の安全な乗り方を意識していただくことを目指した。区では、体験講習である初めての子育て自転車を実施しており、その成果も本小冊子に盛り込んでいる。
・今後は引き続き体験講習を実施するとともに、この小冊子を活用し、保育園、幼稚園の送り迎えをする保護者などへの自転車安全利用啓発をさらに進めてまいる。

課題解決に向けた質問・提案2
世田谷区では、小中学生や親子に対して学校の授業の中、また週末に学校の校庭でスタントマンを使った事故再現型の自転車安全教室を行っている。
少しずつ浸透してきており、効果が出ているよい取り組みで、今後も継続していただきたい。
一方で、自転車の安全教育が手薄なのは、日々の通勤で自転車を利用している社会人の方に向けてであります。信号無視が怖い、また運転が荒いという声をいただいており、社会人向けの自転車安全教育が必要。
以前から提案をしているが、時間がない社会人の方向けには、フェイスブックやツイッターなどのSNSを利用した事故再現型の自転車安全教室の動画配信が有効と考える。見解を伺う。

成果
・区では、自転車事故の多い20歳から40歳代に対し、特に重点的に自転車安全利用啓発を図るため、区内事業者、区内大学、子育て中の保護者などへの取り組みを進めている。
・自転車安全講習の実施は、自転車安全利用推進員との協働などにより、地域、学校、事業者などのネットワークを生かし、区単独で講習を実施するよりも、幅広い層の参加を得ている。
・講習の受講が難しい層については、今回作成した小冊子、ポスター、チラシ、リーフレットなどを効果的に活用するとともに、御提案のSNSの動画配信につきましては、可能性を探ってまいりたい。

課題解決に向けた質問・提案3
 今、自転車の安全教育はどんどん進化をしてきている。先日、自転車まちづくり博に参加をし、VRを使った自転車シミュレーターを実際に体験した。
かなり実効性があると実感した。例えばこのVRを使った自転車シミュレーターを導入するのも一つの手だと考える。区の見解を伺う。

成果
自転車シミュレーターについては、これまでも都からの貸与を受け、イベントなどを中心に活用している。
ご提案のVR、バーチャルリアリティーについては、今後開発業者に区での活用について協力を働きかけてまいる。

課題解決に向けた質問・提案4
 電動アシストつき自転車については、かなりスピードを出していて怖いという声をいただく。今後、電動アシストつき自転車の利用はさらに幅広い年齢層に普及すると考えられ、講習の充実など安全対策は必要と考える。見解を伺う。

成果
・電動アシスト自転車は、時速24㎞まで電動アシストがかかることにより、スピードが簡単に出てしまうことから、危険な運転につながる可能性があると認識している。
・子育て自転車以外の自転車にも増えてきており、高齢者の社会活動範囲の拡大により、電動アシスト自転車が高齢者用として普及する可能性もある。
・こうした幅広い年齢層への電動アシスト自転車の普及が交通事故の増加につながらないよう、地域や学校などとの協働に加え、自転車メーカーや販売店とも連携することにより、効果的な自転車安全利用啓発手法を工夫してまいる。



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