区民の皆様の声を元にした活動

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◎電線類地中化について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題
・過去何度か質問している。
・東京は電線類地中化が約7%しか整備されていない。防災の観点からも遅れている。

課題解決に向けた質問・提案
・電線類の地中化は、災害時の感電や電柱の倒壊の危険性、それにより緊急車両が入れず物資輸送が困難になる危険性を回避できる。また、災害時だけでなく、安全な歩行空間を確保できる、景観がよくなるなどのメリットがある。
・各先進国の状況は、ロンドン、パリ、ボンでは100%、ベルリンは99%なのに対し、東京都23区では、これは少し古く2013年のデータですが、約7%と大変おくれている。計画的な整備が必要。
・また、世田谷区内は狭隘道路が多く、特に幅4メートル程度の道路への電線類地中化も必要。
・区民の方からは、早く電線類を地中化してほしいという声もあるし、東京都が推進しており、チャレンジ新事業というメニューもある。そして東京オリンピック・パラリンピックに向けてこの電線類の地中化は必要。整備のスピードを上げていただきたい。
・今後の計画と、オリンピック、パラリンピックを踏まえた計画、整備
状況について伺う。

成果

・現在、区では、平成26年度から平成30年度までの「世田谷区電線類地中化整備5ヶ年計画」に基づき、電線類地中化を進めている。
・平成29年度末の区道における電線類地中化の整備実績は、電線共同溝整備延長で、約14キロメートル、その他電線管理者の単独地中化が、約1.9キロメートルとなり、合計で、約15.9キロメートル。
・今年度の整備は、小田急線東北沢駅駅前広場で約160メートル、東京オリンピック・パラリンピック競技大会会場となる馬事公苑周辺区道では、馬事公苑通りで約420メートル、用賀中町通りでは約160メートルを整備することとしており、合計で約740メートルを完了させる予定。
・今後の予定は、当区の無電柱化の基本的な計画となる「世田谷区無電柱化推進計画」、並びに、個別の整備計画となる「世田谷区無電柱化整備5ヶ年計画」を来年度早々に策定する予定である。
・その取り組みでは、東京都の補助事業である「無電柱化チャレンジ支援事業」の制度などを活用して、無電柱化の取り組みを一層推進してまいる。



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