区民の皆様の声を元にした活動

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◎レンタサイクルの拡充について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

ひうち質問1
世田谷区には、現在7箇所でレンタサイクルを実施しており、桜上水―経堂-桜新町―等々力間は、どこで借りてどこに返してもいい、コミュニティーサイクルとなっている。世田谷区は通勤・通学を主眼としているが、今、表参道やスカイツリー界隈、仙台市などでも観光でヨーロッパ型のレンタサイクルがあり、今後、レンタサイクルの用途も様々で、需要がますます増えてくると考える。
一方、先日、三軒茶屋でレンタサイクルを利用している区民の方から、次のようなご意見をいただいた。
「4箇所のコミュニティーサイクルを使っており、そのカードを持っているが、三軒茶屋で自転車を借りる時は、このカードは使えず、三軒茶屋用の利用者カードを別に作らなければならない。不便だ。」ということである。
現在、桜上水―経堂―桜新町―等々力のラインと、三軒茶屋のレンタサイクルはシステムが違うということで、カードが別々だということだが、桜上水―経堂―桜新町―等々力の縦のラインだけでなく、三軒茶屋をつなげて、横のラインも充実させ、最終的には、コミュニティーサイクル、という名のとおり、面的な広がりをすべきと考える。見解を伺う。

答弁:
・区では、現在、区内6駅7ヶ所にレンタサイクルポートを開設し、この内、桜上水・経堂・桜新町・等々力の4ヶ所において、自転車の借りる場所と返す場所の相互利用ができる、コミュニティサイクル通称「がやリン」を運営している。 
・三軒茶屋中央レンタサイクルポートのコミュニティ化であるが、開設時には、首都高速道路高架下にあるため、有線によるシステム化はできない状況であった。
現在では、無線ランによりシステムを繋ぐことも可能であるので、今後、コミュニティサイクルとしての活用検討を進めてまいる。

ひうち質問2
次に、私は下北沢にずっと住んでいるが、高校生の時に下北沢―三軒茶屋間を初めて歩き、こんなに近いのか、とびっくりしたことを記憶している。
電車だと、渋谷を経由しなければならず不便だし、バスは時間通りに来ないことが多いし、交通費もかかるしもったいない、と思い、それ以来、自転車を利用している。
今後、下北沢にポートを作り、現在ある三軒茶屋と下北沢間をレンタサイクルでつなぎ、通勤・通学の手段の1つとしていただきたいと思うが、見解を伺う。

答弁:
・平成17年度に実施した、コミュニティサイクルの社会実験では、下北沢―三軒茶屋間の利用が多かったとの結果が出ている。
・下北沢―三軒茶屋間におけるコミュニティサイクルの導入であるが、先ほどの三軒茶屋のコミュニティ化の検討と併せ、現在、進んでいる小田急線下北沢駅周辺の様々な事業の進捗等を鑑みながら、今後、具体的に検討してまいりたい。 

ひうち質問3
次に、下北沢と同様に、世田谷の顔であり、全国的に知名度の高い街として、二子玉川をあげることができるが、このようなシンボル的な地区にもコミュニテイーサイクルとしてつなげることが重要と考える。
例えば、成城にはレンタサイクルポートがあるが、二子玉川にもレンタサイクルポートを設け、二子玉川―成城間をつないでいただきたい。見解を伺う。

答弁:
・成城レンタサイクルポートについては、他のポートと異なり、地下収納式駐輪場を採用している。このため、コミュニィティサイクル化は、技術的・経費的に大変困難であると認識している。
・また、区営駐輪場のある二子玉川駅西側につきましては、収容台数が不足しており、駐輪場の整備が緊喫の課題となっている。
・しかしながら、コミュニティサイクルの拡充については、平成23年4月に策定した「自転車等の利用に関する総合計画」において、今後充実・展開すべき施策として位置付けており、また、利用者の利便性向上に向けた重要な取組みであると認識しているで、今後も継続して検討してまいる。

ひうち要望
また、下北沢や二子玉川は、通勤・通学だけでなく、観光の方のレンタサイクル需要もあると思う。
現在、スカイツリー界隈や渋谷や仙台などでは、大きなレンタサイクルポートがいらず、自転車本体にかぎの機能がついている、ロックレス型といわれているレンタサイクルも登場している。これにより省スペース・低コストが実現できるので、今後、下北沢や二子玉川にコミュニィティサイクルを導入する際には、そのような新しいものにもアンテナをはって、観光の観点からも研究していただきたい。



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