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◎震災時のマンホールトイレの排水対策について

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ひうち質問
震災時の避難所には、小中学校が指定されており、マンホールトイレの整備が進められている。被災時には、トイレの存在が欠かせないのは言うまでもない。
さて、マンホールトイレ内の汚水は、基本的には道路内の下水道管に流すことになるわけだが、これまで発生した大地震では、道路にあるマンホールと下水道管との接合部が破壊されたり、また、マンホール自体が浮かび上がるなどの損傷被害が数多く発生した事例がある。
もし、大きな揺れで、下水道が損傷してしまうと、せっかくマンホールトイレを設置したのに、その汚水を流せなくなってしまい、大変なことになってしまう。
  そこで質問する。マンホールトイレなど震災時の汚水を流す下水道について、耐震化など、何らかの対策を講じているか?見解を伺う。

答弁:
・震災時において小中学校などの避難所のトイレ機能を確保するためには、避難所にマンホールトイレなどを設置するとともに、マンホールトイレ内の汚水を排水する道路内の下水道管やマンホール等の下水道施設を耐震化することが必要不可欠である。
・このため、区では東京都下水道局と連携し、下水道施設の耐震化を進めている。具体的には、マンホールトイレを設置している施設周辺において、下水道管とマンホールの接合部分が地震の揺れで破損しないように柔軟性を持たせる工事などを行っている。
・区内には、区立の小中学校や都立高校、また、特別養護老人ホームなどの避難所や二次避難所が合計195カ所あり、下水道局と当区とが分担して、来年度末の完成を目指し、下水道施設の耐震化工事を進めている。
・区としては、来年度以降についても、区役所や出張所、また、警察署や消防署などの公共施設及びマンホールトイレを設置した公園などを中心に、下水道局と連携を図りながら、引き続き積極的に、下水道施設の耐震化を進めてまいる。



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