区民の皆様の声を元にした活動

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◎幼稚園の預かり保育の拡充

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題
・一昨年・昨年と過去何回か質問した。
・現在、多様な働き方が増えている中で、例えば週3から週4のパートタイムの方や自営業の方などの場合、フルタイムでなくても子どもを預けたいが、選択肢が限られており、フルタイムの認可保育園を希望せざるを得ない状況。よって、依然として待機児童がふえ続けている。

課題解決に向けた質問・提案
今後の保育は、フルタイム型から多様なニーズに対応した保育サービスの提供が必要であり、その保育の一つとして、幼稚園の預かり保育の拡充が効果的。幼稚園の預かり保育を拡充することにより、待機児解消にもつながる。
昨年の質問の際には、保育園並みのフルタイム型の幼稚園預かり保育を実施しているのは、幼稚園5園、認定子ども園2園の合計7園だった。平成28年度は、拡充してほしい。
また、幼稚園型の一時預かり事業について、職員の配置基準、また教育時間の幼稚園教諭とは別に預かり保育の専任職員の配置が求められているなど課題がある。国の制度の活用を含め、この課題を克服していく必要があると思うが、見解を伺う。

成果
・今般、区独自の預かり保育の補助制度に加え、保育時間や夏季や冬季などの休園中の開設日数等の要件を緩和した制度を構築した。
・よって、例えば週3日から週4日のパートタイムの方や自営業の方でも幼稚園を利用して働きたいといった方々のニーズにも応えることが出来るようになる。
・これにより、私立幼稚園の預かり保育は、区独自の預かり保育を実施する幼稚園は6園、認定こども園3園で、国の補助制度を活用し実施するこども園が1園の合計10園となり、これまでよりも3園増える。
・国の補助制度による預かり保育は、職員の配置基準等や東京都により私学助成の対象外となるなどの課題があり、多くの私立幼稚園においては、実施が難しい状況。国事業について、多くの私立幼稚園が活用できる仕組みに改善するよう、国に働きかけてまいる。
・また、区独自の預かり保育事業は、見直しを行なった。今後、実施園の協力をいただき、実施状況を検証しながら、預かり保育事業の拡充について区内私立幼稚園に働きかけてまいる。



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