区民の皆様の声を元にした活動

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◎自転車のルールの徹底について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

●取り上げた理由
・自転車施策は、自転車の環境整備、といったハード面と、自転車ルールの周知、徹底といったソフト両面の取り組みが必要である。自転車は幅広い年齢層が多様な用途で利用する交通手段であり、だからこそ1つの手法ではなく、多様な手法を使って区民の皆様に、様々な角度からアプローチをしてルールの徹底を啓発し、『自転車が歩行者ではなく、軽車両である。』との意識を持っていただくことが重要と考える。
・一方で、警視庁が発表している自転車事故の分析によると、都内の年齢層別の当事者数を比較したところ、自転車事故は、20代(18.5%)、30代(17.9%)、次いで40代(15.4%)となっている。大人世代は、ライフスタイルも様々でありますので、その周知や教育の機会も多様に設けていく必要があると考えます。

 
◆ひうち質問5
先日、第4回定例会で提案した「自転車シミュレーター」を活用した高齢者の安全教室を見学した。講義とともに、自転車シミュレーターを活用し、画面上ではあるが、自転車の走行を疑似体験することで、危険予知や、ルールが再確認できていた。
今後は、多様な手法による安全対策、例えば目の前で事故を再現し、自己の抑制につなげる、といった、いわゆるスケヤードストレート方式の安全教室、交通安全教室、自転車講習証の配布、自転車マップの作成など、これまでの取り組みを継続し、全体の底上げを図ると共に、自転車シュミレータのような新たな取り組みやツールを活用しつつ、更に、大人の世代に対する多様な手法を用いた取り組みを充実させていただきたいと思うが、区の見解を伺う。

答弁:
・議員ご指摘のとおり、自転車事故の当事者となった方の年代を見ると、都内では20代から40代の割合が多く、この大人世代における自転車安全利用の促進が大変重要な課題であると認識している。
・今月の14日には、自転車で悪質な違反を繰り返した運転者に安全講習を義務づける道路交通法の改正試案が公表されたが、警察庁の調べによると、自転車の悪質な運転により検挙された人のうち、19歳以上の大学生を含む大人が約84%を占めるという報道もある。
現在、区では、土曜や日曜、祝日に開催する地域イベントの場を活用した交通事故再現型の交通安全教室の実施や、保育園や幼稚園などを通じた家庭へのルール・マナーの周知、小学校や中学校で開催する交通安全教室への保護者の参加呼びかけなど、大人世代が学ぶ場を工夫し実施してきた。
今後は更に、大人世代が生活する様々な場で、自転車安全利用の様々な手法による自主的な取組みが活性化するよう、事業者や大学などに対して具体的に強く働きかけ、大人世代に対する自転車利用のルール・マナーの浸透のため、地域住民や警察と連携して、粘り強く取り組んでまいる。



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